【解説】地球温暖化を(慎重に)楽観すべき理由
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昨年COP26もあったなか、気候変動へのアクションの重要性が世界規模で共有されています。では個人ベースではなにができるのか?
英語版Quartzの有料ニュースレター「How to」から、今週は「気候変動」について楽観視しながらも、慎重に個人として具体的に起こすことのできる行動についてお届けします。
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注目のコメント
個人レベルで日々の生活でできることも、実はたくさんあるのではと思います。例えば、日本でのプラスチックゴミ排出の50%弱は、実は家庭から出るゴミです。
私自身、ここ数年でプラスチックの使用量を見直し、6割ほど減らせました。スーパーでのエコバッグ持参はもちろんですが、ちょっとしたプラスチックバッグの使用を工夫してやめたり、洗って何回か再利用の頻度を増やしたり、また、野菜をラップするのを「ミツロウラップ」という繰り返し使えるエコラップに変えたり。家庭のプラゴミを日本人全員が半分減らすことができたら、全体のプラゴミの25%削減できるって、凄いことだと思うからです。
ザボディショップ でも「2030年ネットゼロ」へ向けて様々なアクションをしていますが、気候問題は、全世界、全企業、世界中の一人ひとりが、インクルージョンの意識で、行動を起こさないといけないと痛感します。この美しい地球と明るい未来のために。2019年の「世代別の気候変動対策に取り組む意欲」は、アメリカ人が対象の調査であることには注意が必要。世代によっても異なりますが、国によっても気候変動に関連した意思表示の方法と程度は異なります。
「楽観すべき」と地球温暖化懐疑論者向けのようなタイトルですが、気候変動の事実を真剣に受け止めたうえで、諦めたり手を緩めたりすることなく着々と取り組むべきだという中身です。
本文中の「楽観主義者は未来を変える」にも、信念をもって屈服しないリーダーの重要性が記載されていますが、「ポジティブ心理学」で有名なノースカロライナ大学のバーバラ・フレデリクソン博士の「拡張・形成理論」でも、ポジティブな感情でいる時は視野が広がり挑戦意欲が出ることが説かれており、気候変動に限らずあらゆる目標達成のために応用できそうです。