コロナの次は帯状疱疹ワクチン=米ファイザーと独ビオンテック
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メッセンジャーRNA(mRNA)の技術は、新型コロナワクチンの系統を示す名称として知られるようになりました。新型コロナウイルスを販売している米ファイザー社と独ビオンテック社は、次に帯状疱疹ウイルスのmRNAをヒト細胞に挿入することによるmRNAワクチンの開発を検討しているとのことです。「mRNAをヒト細胞に挿入する」基盤的な技術は、多くのワクチンへの応用、さらには遺伝子治療の可能性を秘めています。
日本では、 阪大微生物病研究会(BIKEN)が販売する生ワクチン(弱毒化された生きたウイルス)と英グラクソスミスクライン社製帯状疱疹ワクチン(遺伝子組換え型) が帯状疱疹予防を目的とする医薬品として認可されていますが、米ファイザー社と独ビオンテック社のワクチンが開発に成功した場合には、同目的のワクチンにmRNA型が加わることになります。