[ホーソーン(米カリフォルニア州) 9日 ロイター] - 米電気自動車(EV)専業メーカー、テスラ・モーターズ<TSLA.O>は9日、自動駐車機能や危険察知機能を備えたEVセダン「モデルS」を発表した。自動運転車の開発に向け一歩を踏み出した。

テスラの発表イベントをめぐっては、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が先週、「Dとその他について発表する時が来た」とツイッターに投稿して以降、注目されていた。

同CEOは9日のイベントで「D」は「デュアルモーター(dual motor)」のことだとし、全輪駆動型のモデルSも発表した。

自動駐車や危険察知の機能については「自動操縦」制御ハードウエアが搭載されており、停止サインや歩行者、障害物などを認識したり、車庫入れや、発車前にエアコンを入れることなどが可能という。

ただ、完全な自動運転ではないため、ドライバーの居眠りを可能にするものではないとしている。