米IPOラッシュの21年、株価は終盤に急失速
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コメント
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やっと世界の経済が正常に作動再開した。
敢えて過剰流動性を創り、株価を押し上げ、今のうちだと世界中でIPO志向が急増したがそれが想定通り終わりつつある。
規律が戻ってくる。
経済にも、株価にも、企業ファイナンスにも。
世界は2年間、規律を封印したが、それも終わる。
金利を引き上げたりマネーサプライを縮小したりする動きが世界中で始まった。
過剰流動性という、世界を徘徊した魔物が去っていく。
いずれそうなると予想されたことで、それがいよいよ現実のものとなった。
投資銀行も投資家もそういうことは百も承知なので、一斉にIPOにかじを切った(投資先や発行体に提案する)のが2020年後半だった。
ビジネスになる。儲かるからだ。
日本以外では、IPOは普通ではない。売却の方が普通だ。彼らは100%、儲かるかどうかだけで判断する。
今までIPOなんて考えたことも言ったこともない経営者達が一斉にIPOを目指し始めて、奇妙ですらあった、それが2021年。
行き過ぎれば戻ってくる。
21年の後半、増えすぎた上場株、上がりすぎた上場株に調整が入ったがそれもいつもの事で自然な流れだ。
テックのマルチプルは大分調整された。
上場以来下がり続けている株も多い。特にSPAC上場組はその傾向にある。
注目のコメント
記事の図が分かりやすい。
一般的に成長株はインフレ・金利高に弱いとされるが、それだけでなく楽観がありすぎてバリュエーションが上がっていたのも背景だと思う。
IPOエグジットの歴史の繰り返し的な感じはする。