アップル株、終値ベースの最高値更新－時価総額３兆ドルの大台に迫る

（ブルームバーグ）： 27日の米株式市場で、アップル株が上昇。2.3％高の180.33ドルで終了し、終値ベースの最高値を更新した。

この日の上昇で、アップルの時価総額は660億ドル（約７兆5800億円）余り増えて２兆9600億ドルとなり、３兆ドルの大台まであとわずかに迫った。

テクノロジーとインターネット関連株が広範に堅調で、マイクロソフト（2.3％高）、アルファベット（0.7％高）、エヌビディア（4.4％高）、メタ・プラットフォームズ（ 3.3％高）。

アップルのサービス事業、次の成長段階の鍵はバンドル－パワーオン

原題：Apple Closes at Fresh Record With Market Value Near $3 Trillion（抜粋）

岡村聡
S&S investments 代表取締役
・2021年12月28日
アップルはしぶとい。先日、マイクロソフトと時価総額が逆転したときに、初の3兆ドルはマイクロソフトが本命で、アルファベット・アマゾンが対抗と思っていたけど巻き返してきた。新しいビジネスは立ち上がってないけど、ブランディングだけでここまで粘ってる
安居優弥
マーケティングディレクター
・2021年12月28日
今年は意外とアマゾンが伸びなかったですね。
この本(https://introbooks.info/business/gafax_nextstage/)では、最初に3兆ドルを突破するのはアマゾンだと予測されていましたが、流石にここからの逆転はなさそう。
与島大悟
電子部品メーカー　経営管理
・2021年12月28日
Apple Music やWatch OSなど、アップルのUIの統一性、ハードウェアをまたいだデザインの設計は秀逸で、またユニークであることが価値になっているのでは。

Amazonも自社ハードにソフトウェア、サービスを組み合わせていますが、まだスムーズではなかったりエラー、トラブルが多かったりと安物買いの雰囲気から脱し切れていません。

Google, Microsoftはサードパーティが基本でユニークなものとはいえず、ハードをまたいだ統一感では一歩劣ると言えるでしょう。