なぜ“戦力外ドキュメンタリー”は人気なのか 「社会の縮図」が視聴者の共感呼ぶ?
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日ごろからくまなく野球を見ている人間からすると、毎年大体納得の人選ですし、本人がどれだけショックを受けていても「いや、まぁでもそうだよね…」と変に穿った見方をしてしまうところがあります。それでもついつい引き込まれてしまうのは、やはり、記事にもあるような制作スタッフの方々の丁寧な取材に因るところが大きいかと。選手に対するリスペクトを感じますし、心の底から頑張ってほしいと思えます。
ドキュメントとしてはとても良いコンテンツだと思います。
大谷選手のように世界的に活躍する選手もいれば、戦力外になり、トライアウトの結果を待つ選手もいるということは、私達はわかっていますが、ドキュメントとして見せられるとグウの音も出ません。
気になるのは、彼らがコンテンツとして消費されてしまうところです。ここまで追いかけるのであれば、トライアウト落ちた後も何か第2の人生の道を提示してあげれられればいいのにと思っています。提示できないのであれば、TBSが採用募集をかけてみるとか何かできないものでしょうか。
それらをやると厳しさが無くなるなどのお話があるかもしれませんが、トライアウト落ちても家族を養っていかなければならないのは現実だったりします。プロ野球選手は活躍すれば数千万、数億円の給料がもらえる上、多くの注目を集める。ただ彼らも一般人のように家族を持ち、生計を立てるために仕事を必死に頑張っている。そこは他と何も変わらない。映像を通して、その光と現実が垣間見えるからこそ息の長いコンテンツなっているのでは。