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米海兵隊元中将が語る 沖縄と日米同盟の未来

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    米海兵隊隊員の結束力は特別です。米海兵隊は上陸作戦でも最も危険な時期と場所に突入しますが、そのために行われる訓練も過酷です。こうした訓練や戦場での経験を通してその結束力や海兵隊員としての誇りが養われます。軍人でなかった者には軍のことや作戦のことを本当には理解されませんが、中でも、米海兵隊員でなかった者には海兵隊の誇りは理解できないでしょう。
    海兵隊の誕生を祝うマリンコー・ボウルというパーティーは世界中で同時期に行われると聞きました。北京で武官として勤務していた際には、北京でもマリンコー・ボウルが開催されましたが、その中心に飾られたのは、硫黄島に星条旗を立てる氷像でした。北京に赴任していた米海兵隊将校は、硫黄島における日本軍との戦いは現在でも米海兵隊が最も誇りとする戦闘であり、栗林中将に率いられて頑強に抵抗した日本軍を尊敬している、と言っていました。実際に戦った相手とでなければ得られない感覚なのでしょう。
    さらに、沖縄に駐留経験のある米海兵隊員で日本のことが嫌いだと言った者に会ったことがありません。自衛隊との交流だけではなく、沖縄の人々の温かさが米軍人の心を開いていると聞きました。
    現在は、このような米海兵隊と自衛隊は、相互運用性を超えて統合作戦を行う必要性に迫られています。中国の武力行使を抑止するためには、実際に戦闘を行えば中国軍が大きな損害を被ることを中国に認識させなければなりません。
    現在の戦闘は、陸海空にサイバー空間、宇宙、電磁波といった新領域を加えた全領域を統合して戦われます。上陸作戦もネットワークを通じて陸海空の兵力が連携して戦われ、その作戦を損なうためにサイバー攻撃や衛星破壊などを用いたネットワークに対する攻撃も行われます。全領域を統合した戦闘を一国で戦う準備をするのは過大な負担になります。
    日本自衛隊と米軍の統合の度合いが進むことが中国の武力行使に対する抑止になり、日本と周辺の平和な環境を守ることになるのです。


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