【ニュースカレンダー】2022年、世界と日本で起きること
- カレンダーでザックリ予習
- 18歳成人の準備は万全か
- 人事が占うアベノミクス
- 下半期は政治イベント多数
- 米政治「ねじれ」の懸念
- ESGの注目はますます加速
- メタバースの盛り上がり拡大
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2022年、最も重要になるのは、政治面ではロシアのウクライナ侵攻、経済面では中国の不動産市場でしょう。
いずれも、いつ起こるかはわかりませんが、歴史に残るほどの大事件は、事前にはいつ起きるかわからなかった場合の方が多いです。
ロシアのウクライナ侵攻は、実際に起きても、回避されても、ロシアと欧米の関係悪化につながることは避けられません。ウクライナという、日本の30分の1ほどのGDPの国の問題という話ではなく、ヨーロッパ全体の問題です。
ロシアはウクライナを影響下に置くことをあきらめないであろうし、リトアニアなどへの介入を本格化させるのも時間の問題です。ヨーロッパ諸国は、後手に回るでしょうが、いずれ東部ヨーロッパを守る戦いに乗り出さざるをえないでしょう。
結果として、エネルギー問題や食料問題でも世界に大きな影響がでてきます。同時に、ユーラシアの東西で混乱を引き起こしてロシアは勢力の拡大を図るでしょう。
中国の不動産市場は、単に不動産価格の問題ではなく、中国の製造業や株価、経済全体の問題です。
米、中、EU、日本を含め、大国が痛みを感じている時には、多くの途上国は塗炭の苦しみで死に瀕しています。イエメン、アフガニスタンをはじめ、ソマリア、スーダンなどすでに失敗国家状態の国はいくつもありますが、2022年度は債務を返済できずデフォルトに陥る国は増えるでしょう。マダガスカル、エチオピア、イラク、レバノン、等々、これからさらに危なくなるであろう国はいくつもあります。
トルコのデフォルトが2022年に起きれば、中東を中心に、デフォルトを起こす途上国は増えていくでしょう。
明けましておめでとうございます。
2022年、今年のニュースについて、スケジュールの判明しているものをコンパクトにまとめました。また、プロピッカーの皆様の解説もまとめています。
今年の予習の為にご活用ください。ご協力頂いたプロピッカーのみなさまありがとうございました。
昨年、NewsPicks編集部ではいろいろなニュースを記事とし紹介させて頂きました。2022年もいろいろなニュースが飛び込んでくるでしょうが、なるべく深く分かりやすく記事をお届けしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
【追記】
永濱様の肩書き、主席エコノミストとありましたが、首席エコノミストの誤りです。先ほど修正させていただきました。永濱さま大変申し訳ありませんでした。お詫びいたします。
成人年齢が18歳に引き下げられることは、大きいのではないでしょうか。
一方、下半期にある参議院選挙ですが、参議院選挙に立候補できる年齢は30歳であり、なぜか衆議院の立候補は25歳です。正式な理由や背景は、よくわからないようですが、いまだ30歳は引き下げられていません。
ぜひ、参議院選挙を機会に、もっと若者にも選択肢をという意味で、30歳の年齢引き下げの議論も生まれれば良いと思います。
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