2022年、注目すべきキーワードは「リジェネラティブ」
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リジェネラティブ/リジェネレーティブという言葉が、欧米のサステナビリティ関連情報の中で、よく見られるようになってきました。
定義が共通的に定まっているわけではないとはいえど、語の意味合いからも、ただ企業の社会的責任を果たして環境への影響をニュートラルに戻す、といったこと以上に、活動を通じてより良くしていく、プラスに転じさせるという意味合いを含んでいるという認識です。
事例として挙げられている、電子タグなどによるIoT化や、事業者間の連携が今後のビジネスの鍵となることは間違いないと思いますが、それがリジェネラティブの特徴を示すというよりも、循環型ビジネスを追求するとビジネスの枠組みや影響力が広範になることから、必然的にこういった取り組みが重要となるのです。用語に踊らされず、具体的な中身を見た上で本当に評価すべきかを判断する必要があると思います。リジェネラティブやカーボンポジティブという環境改善を強調した概念が最近注目を浴びています。これも大事なコンセプトだと思いますがサステイナビリティという観点では自社以外のサプライチェーンを含めるとまだ改善の余地がある場合も多く、サステイナビリティと併行して取り組むべき課題だと思います。
大半の日本企業は、もうこれ以上やることがない、十分だ考えがちです。
「どうすればもっと環境が良くなるのか」、こういう視点でサステナブル経営を推進していけれるようになればと思います。