「サステナビリティだから」で買ってもらえるわけではない 「世界一快適なシューズ」の会社、オールバーズが大切にしていること
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オールバーズは「雲の上を歩いているような履き心地」というような、ユーザーのクチコミから知る人も多いのではと思います。
優れた履き心地の靴を求めたら、シンプルな梱包に環境に配慮した企業メッセージが込められていることに気づき、「ビジネスの力で気候変動を逆転させる」という企業ミッションにたどり着いた頃にはファンになっている、というような製品を通じた自然な意識啓発に成功しているところは、見倣える事業者も多いかもしれません。
こうした自然な流れを作るためには、製品の品質を前面に打ち出して、環境関連情報はちょろっと示す、ではなく、製品へのこだわりと環境性能を一貫して統合させて示していくことが重要だと思います。「消費者はサステナブルな商品を求めるようになっている」と言われるようになり、リサイクル素材やオーガニック素材などに替えるアパレルが増えてきましたが、
従来の大量生産構造を生きながらえさせるための「マーケティングとしてのサステナビリティ」はすぐにバレるし飽きられるでしょう。
サステナブルなスニーカーの代名詞となりつつあるオールバーズに、サステナブルとはこういうことだよ、というモデルケースを示してほしいですね。