世界に後れを取る日本企業…強すぎる「ものづくり信奉」の弊害
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ちょっと昔の話ですが、洗濯機が壊れたとき、モーターはびくともしていないのを、モーター技術者は、「我が社のモーター技術は極めて高い」と自慢していたそうです。
モノづくりにおける過剰品質が、安くて壊れないニッポン品質となりましたが、それはハードウエアに価値があった20世紀の昔話です。
ソフトウェアファーストの時代になっても、ハードウエアファーストから抜け出せないがために、何かあったらどうするんだということになってしまっているようです。
完璧でなければ、商品化できないという信念のようなモノづくりは、多重下請けのピラミッド構造を強固なものにしました。コストダウンの圧力は、下層に向かって強くなることで、安くていい物になってきたのです。
時代が変わっても変われない日本は、ますます内向きになっているような気がします。
それでも若者たちの中から、新しい時代を創るリーダーは生まれてくると期待しています。
日本が世界に遅れをとっているのは、実は政治だったり、大企業の経営だったりするのではないでしょうか?
DX推進と言いながら、現場に丸投げ、ITリテラシーのない経営者やハンコ大臣など、笑える話は、そういう既得権益の人達ではないのか、と記事を読みながら思いました。ハードウェアは機能が集約され、また大量生産によるボリュームディスカウントにより、特定の製品に需要が集中する時代になりました。
新しい機器があちらこちらで売れていた高度経済成長期とは様相が変わっています。
誰かがものづくりをしなければならないことは確かなのですが、ビジネスチャンスは大幅に少なくなっています。