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2050年のメディア:第90回 アデュカヌマブは「届かなかった仕事」になるのか? | 毎日新聞

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    ノンフィクション作家

    いよいよ、明日厚生労働省の部会で、承認の可否が決定されます。

    その直前の時期に、海外のジャーナルに出た記事を下敷きにしながら、この薬のことをくさす記事が散見されます。

    たとえば、アデュカヌマブの前にバピネツマブなど同じ薬理の薬が、少なくとも4つ治験で効果を発揮できずに開発が中止になっている。そのことをもって、アミロイドβは病気の原因ではない、結果であると主張する人々です。

     しかし、過去の失敗した治験では、①病気が進行した中等度の患者もいれていたこと、②薬の投与量が最高でも体重1㎏あたり1~2ミリグラム(アデュカヌマブは10ミリグラム)と少なすぎたこと、③脳内のアミロイドを測るアミロイドPETが普及しておらず、アルツハイマー病以外の患者を3割ちかくいれてしまったこと、が今ではわかっています。

    それは失敗したバピネツマブの治験の当事者が、当時、ARIAという正体不明の副作用をおそれて、薬の投与量をフェーズ3の最高投与量で2ミリグラムから1ミリグラムに下げたその苦悩を聞いているからこそ、私にはわかります。
    またピッツバーグタコンパウンドBという物質が発見されてPETが可能になるという「技術革新」をとりいれた治験は、「アデュカヌマブ」が初めてでした。

    が、こうした否定的な報道は、承認をする側へのプレッシャーになるでしょう。

    アデュカヌマブが承認されなくとも、少なくとも今後10年はアミロイドβを標的にした薬の市場化によって、アルツハイマー病の解明が進むことは間違いはない。


  • 2018年4月から、立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 在学 なし

    成果に対して近視眼になってはいけないことを警告する記事に同感しました。
    未だ見えないものを信じる人や組織にも敬意を示す社会になることを願います。


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