中国、1年8カ月ぶり利下げ 経済減速で追加金融緩和
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世界の中央銀行が量的緩和を縮小したり利上げに動いたりする中で、中国は預金準備率を引き下げ(≒資金強杞憂)今度は利下げもするわけですね。1年8カ月ぶりの利下げとのことですが、預金準備率の引き下げは昨年1月以降何度かありました。「経済の下振れに対する習近平指導部の強い危機感がうかがえる」とありますが、融資規制の強化で不動産バブルが崩壊するリスクが取りざたされる状況下、金融政策のタカ派的スタンスを修正して対処したといったところでしょう。日本では不可能な準備率の引き下げとか利下げとかで景気を刺激できるところに彼我の違いを感じます。
世界経済ではかなり違う様子が見える。利上げの国と利下げの国。中国はやはり需要の弱さ、供給のショック、さらに見通しの不確実性によって、利下げに方向転換したと思われます。