人生100年時代の「高齢者マーケティング」の新常識
- あえて「年齢」に触れない
- 高齢者を「ひとくくり」にしない
- 「エネルギー」に応じて売り込む
- 潜在的ユーザー「全員」にアピール
- 「実際のニーズ」に焦点を当てる
- 25歳も、65歳も、80歳も
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年齢 性別 国籍 障害の有無などステレオタイプでカテゴライズせずにダイバーシティ&インクルージョンの視点で見ると逆に「個」が際立ってきます。「個」に目を向けると「ライフスタイル」「好きなもの」「哲学信条」のような「特性」が見えてきて、それによって形成されるコミュニティが見えてきます。
こうしたスモールコミュニティに焦点を当てていくのがこれからのマーケティングだと思います。その分商品、サービス、コミュニケーションもそこにしっかりと刺さるものにしないと。つまりは「視点が大事」なのですよね。
先日KBSに来ていただいたブラインドサッカーの加藤健人さんも、障がい者を一括りにしないでほしい、自分の話は1人の話に過ぎない、「目が見えないと料理ができないのではという指摘があったが、あなたはできるのか?」とステレオタイプに陥りがちな私たちの目を覚ましてくださいました。マーケティング=セグメンテーション=デモグラフィー、と年齢と性別で括ろうとするのはそろそろ変えたほうがいいかもしれせん。
年齢者などの「固定概念に振り回されない」マーケティングアプローチは、とても大事ですね。記事にある動画事例は、どれも視聴者に「夢を与え、ワクワクさせる」という視点のマーケティングであり、素晴らしいです。
シニア向けの商品のマーケティングの中には、「シニアはこうだから」という固定概念に沿った広告が見受けられるので、もっと固定概念の枠を超えて、ワクワクと楽しさ、そして遊び心があっても良いのではと思います。振り幅があった方が、期待値を超えて、人の記憶にも残りますので。
高齢者マーケティングのこれからの進化、楽しみです。
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