2022/1/7

【漫画】メタバース試してわかった…ロボット選びは大切だ

 

そもそもメタバースとは?

メタバースは、現時点では、インターネット上の3次元(3D)の仮想空間で遠く離れた人と交流したり仕事や遊びをしたりできる、コミュニティー世界やサービスのことを指す用語です。
多くの場合、ユーザーはゴーグル型の仮想現実(VR)端末を使って3Dのアバター(分身)を操り、仮想空間に入り込みます。
米リンデンラボが2003年にサービスを始めたコミュニティーサービス「セカンドライフ」、2017年にデビューした米エピックゲームズのゲーム「フォートナイト」などの形態が、メタバースに近いイメージです。
SNSとの違いは、擬似的な空間と体が存在していることです。ユーザーはメタバースで、仮想通貨を使ってビジネスをしたり他のユーザーと一緒にライブを楽しんだりすることも、すでにできるようになっています。
Thinkhubstudio/iStock
漫画の中でも登場した「サロゲート」や「テレプレゼンス」とは、メタバースで他のユーザーとその場で対面しているかのような臨場感を生み出す技術です。
具体的には、ロボットにカメラやマイクを付け、ロボットの「手」を人間の手のように動かして、操作する人が離れた場所にいてもまるでその場所にいるように、ロボットに人間の代わりとして作業をさせることができます。
すでに「テレプレゼンスロボット」と呼ばれる、オンライン会議システムを搭載するタブレット端末に車輪が装備されたものも登場しており、遠隔地からロボットを操作しながら、オフィスにいる感覚で職場にいるメンバーと一緒に働くことができるようになっています。
NewsPicks +dでも、サロゲートのような技術を活用して、外出や移動が困難な人たちがロボットの“カフェ店員”として客にサービスできるカフェを特集しています。
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