“最強生物”クマムシ、量子ビットと量子もつれになる 絶対零度・高真空に420時間さらされても生還
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この記事は皆さんわかりましたか?私にはわかりませんでした。量子のもつれに関する情報が少なすぎるためです。クマムシの生物としての代謝を抑えながら10mKでも生き残ることはわかりましたが、二つの超電導体の間にクマムシを入れた時と入れない時で量子もつれを観測できたのかできなかったのかが書かれていません。なお、その時のクマムシの役割は何だったのか、また量子もつれを観測したというのなら何マイクロ秒観測できたのかを書かなければダメです。
この研究がゲート方式の量子コンピュータ活かせるのかどうかについても何も評価できません、情報が少なすぎます。論文はこちら https://arxiv.org/pdf/2112.07978.pdf
真空かつ極低温が前提の量子系と、複雑かつ有限温度の生物系の関連性を探るための実験
以前にもウイルスや細菌と光子の量子もつれは確認されてるが、多細胞生物が外界と相互作用する際の量子系について調べるために、細胞を壊さずに実験しやすいクマムシを利用したということのよう
まだarXivに投稿されただけなので、査読前に記事にするのってどうなんでしょうね生物から量子力学の現象を観察できたといのは、とても興味深いです。量子とは量子力学に従う物質の総称で、一般的には原子以下のサイズの物質と言われていますが、その範囲はまだ明確になっていません。一説では、あらゆる物質はノイズの干渉を除くと量子状態になりうるという話もあります。現在、合成分子までは量子現象が観測されています。生物にも量子現象が観測できるということが事実であれば、量子力学の発展に寄与できそうです。