中国恒大を一部デフォルト認定 フィッチに続きS＆P
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中国国内の住宅価格を見てみると、とくに目立つ値下がりはなく、リーマンショックの後のアメリカで出てきた急激な値下げ、銀行の動揺は中国では今のところ見当たりません。
いままで海航という世界的にも見ない乱脈経営の企業があり、負債額は恒大より大きいと思います。その処理もきちんとしており、金融危機まで発展させなかった。恒大の場合かなりの乱脈経営をしているが、一応不動産の価値は保っているので、海航の時より処理しやすいと思われます。中国政府が恒大を救済するかどうかが気になりますが、恒大のデフォルトは中国政府が共同富裕を打ち出して不動産業に対する規制を強くした結果ということなので、救済することはないかなと。
そうなると次は世界経済への影響が気になります。連鎖でデフォルトする企業もあるでしょうし。認定遅かったですね，S&P。
10日の間にかなり市場は動ける状況にあるので，情報が届かなかったのか，認定をためらう何かがあったのかは分かりませんが，他社に比べてもかなり遅いならそれなりの理由が大事になるかと思われます。
恐らくフィッチの認定の段階までに情報として出尽くした情報の話しか出ていないので，市場関係者がいれば「何をいまさら」というレベルの話なのかとは思いますが。
