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【読書】ジョブズも魅了された「茶道」の精神とは?

NewsPicks編集部
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    メモ

    >グローバルの視点を持ちたいのであれば、ぜひ茶道を通して日本の文化のすばらしさを体験してみてほしい。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    茶道の起源は中国にあり、近代日本で茶道を世界に紹介した岡倉天心も、唐の陸羽を茶道の祖としています。
     陸羽は、孤児の出自で、当時のハイカルチャーのソサイエティから見ればアウトサイダーながら、貧窮の後に顔真卿などの当代随一の知識人と交遊するようになりました。
     陸羽は『茶経』を著して、茶道を禅宗と融合した文人の文化として根づかせました。陸羽が禅僧に拾われて育てられたこととも関係あるでしょうが、当時台頭しつつあった禅宗と、田園や草庵を好む唐中期の文化は見事にマッチし、茶道は以後中国文化の素養となりました。
     中国で流行した茶道は、奈良時代には日本にも持ち込まれ、やがて鎌倉時代から室町時代の禅宗の興隆によって、定着していきました。
     戦国時代になっても、茶道は京都の臨済宗、特に大徳寺などを通して普及するとともに、明との交流の多い堺の商人たちの間でも定着しました。堺商人を重用した織田、豊臣の政権は、この当時の文化的素養にそのまま乗っかったといえるでしょう。
     岡倉天心が英語でThe Book of Teaを出版したため、日本文化として欧米で知られるようになりましたが、元々は禅宗と一体のものです。ジョブズのような、Zen好きな米国人にすれば、茶道もセットにして関心を持つ対象でしょう。
     現在、世界の茶生産のシェアは、中国が半分近くを占めています。中国は、最大の生産国であるだけでなく、茶にまつわる文化においても圧倒的に豊かな伝統を持っています。20世紀に自国の伝統文化を破壊しようとした中国ではありますが、中国の茶の文化は復興するし、世界に普及されていくでしょう。


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    ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長

    「心を落ち着かせながらお茶をたてる」というところに、心惹かれます。禅に通じるというところに、納得です。

    毎日喧騒の中で過ごしていると、俯瞰的に見ることはなかなか出来ません。茶道というイメージだと、どうしても準備が大変そうと思ってしまいますが、スティーブ・ジョブズのように、茶道や禅のエッセンスを日々の生活に取り入れて、心を落ち着かせるきっかけづくりのルーティン化は、とても大事ですね。

    心を落ち着かせて、一見複雑のように思えることも、全ては実にシンプルで、自分次第だということに気づく。「俯瞰的にものごとを見る力」をつけることを極めると、楽になりますね。今朝は、八女の抹茶をゆっくり飲みながら、一週間を振り返りたいと思います。


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    株式会社ポーラ 代表取締役社長

    実は思うところあって3年前から習い始めました。
    化粧品という人の美しさに寄り添う仕事をして、接客でのおもてなしを社員に問う仕事をしていながら、日本の文化とおもてなしの真髄の一つ茶道に触れたことがないのはどうなのだろう、と。

    以来そんな浅い目的論は吹き飛び、人間としての心のあり方を教えていただく日々。奥が深くて入り口で足踏み中。
    本当に学ぶこと多いですし自分がいかに日本を知らないかを痛感します。


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