皿から10億件の情報収集 スシローが「データ活用すし屋」になっていた
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すし職人がレーンに皿を載せ、客がそれを取る──回転すし店では当たり前の動作だが、こんな動きから年間約10億件ものデータを集め、事業に役立てている企業がある。回転すしチェーン「スシロー」を運営するあきんどスシローだ。同社は皿に取り付けたICチップを活用し、ネタの人気度や、どのすしがいつレーンに載り、いつ客に取られたかといった情報を収集。材料の発注や売れ筋商品の分析に活用し、フードロスの削減などに役立てているという。
注目のコメント
これは凄い!何気なく食べている回転すしがこんなに膨大なデータを管理し活用しているとは知らなかった。。。投資も凄いだろうが、ここまで効率化しているからこそ低価格で利益が出ているんですね。
従来の回転寿司は廃棄ロス多く、それを防ごうとすればレーンに残し続け品質悪化も。その代替案として新幹線レーンや注文提供が増えましたが、同社はいつ・誰に・何のニーズがの分析が圧倒的です。
データ活用としては「廃棄の削減」が語られていますが、単に廃棄を削減するには究極的にはレーンに流さなければよいとなりますが、そうすると売上が落ちるからこその難しさ
機会ロスと廃棄ロスのいいバランスをどこで取るか
レーンに流すと、直接的にそれをとる人もいるだろうが、それ以上にレーンを見て注文する人が多そうで、こちらを正しく測定することは不可能なので、こういうタイミングでこのくらい食べた人がいる状態でこういうものを流したらこのくらいの売上につながった、という結果を大量に解析して法則性を見つけにいってる、ということなんですかね