2021/12/12
【亀山×永井陽右】なぜ、命がけで元テロリスト更生をするのか
DMM.comの亀山敬司会長がホストを務め、さまざまなゲストを迎える「亀っちの部屋」Season2。
今回は、NPO法人アクセプト・インターナショナル代表の永井陽右さんをゲストに迎える。
大学生のときに、アフリカ東部の国・ソマリアを知った永井さん。紛争が絶えず危険度の高いソマリアには国際支援団体さえ介入に躊躇する中、学生NGO「日本ソマリア青年機構」を設立し、ギャング活動をする若者を脱退・社会復帰させる取り組みを始める。
2017年には団体を「NPO法人アクセプト・インターナショナル」とし、その活動範囲をテロ組織に拡大。現地の政府や警察とは異なるアプローチで成果を上げている。
なぜ彼は、自身の身を危険に晒してまでこのような活動に取り組むのか。志の高い永井さんだが、後半には意外な素顔が垣間見えた。
INDEX
- とにかく、ソマリアなんだ
- ギャングの若者から学んだこと
- 社会復帰プログラムの中身
- テロリストに「させられる」現状
- 危険に晒されてもやめない理由
- 若者のための国際条約を創りたい
- 実は「不良」だった少年時代
- 志高き青年の、意外な弱点とは
とにかく、ソマリアなんだ
──今回のゲストは、NPO法人アクセプト・インターナショナルの永井陽右さんです。アフリカ東部に位置する紛争地ソマリアを中心に、世界各地でテロ組織のメンバーを脱退させる取り組みをされています。