テスラの車載ゲームを米当局が調査－運転手でも走行中にプレー可能

（ブルームバーグ）： 米運輸省道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）は８日、米電気自動車（ＥＶ）メーカー、テスラによる最近のソフトウエア更新について調査していると明らかにした。この更新に盛り込まれたビデオゲーム機能は、運転手でもダッシュボードのスクリーンで走行中に利用できるという。

ＮＨＴＳＡは発表文で「運転手からの懸念を認識しており、同機能について製造元と話し合っている」と説明。「安全への不当なリスクをもたらす設計上の欠陥を伴った車両は、自動車安全法で販売が禁じられている」と指摘した。

米紙ニューヨーク・タイムズは今週これより先に、テスラの車載タッチスクリーンでは運転手または同乗者が「ソリティア」など３種のゲームをプレーできるようになっており、安全推進関係者らが懸念を表明したと報じていた。

テスラの担当者にコメントを求めたが、回答は得られていない。

原題：

Tesla’s In-Dash Video Games Draw Scrutiny From Regulator (1)（抜粋）

©2021 Bloomberg L.P.

コメント

注目のコメント

• 倉嶌 洋輔

  （株）Focus on 代表取締役 ／『AI時代のキャリア生存戦略』著者

  ・2021年12月09日

  確かにこれは気になってた。
  運転中にゲーム画面を開くと助手席の人ですね？と聞かれるだけなので、プレイしようと思えばできてしまいます。
  車内カメラでどのような見え方をするのかは分かりませんが、車内カメラやシートに内蔵されている圧力センサーで、助手席に人がいない場合はロックをかけるなどした方がいいと思います。
• 鈴木 智幸

  ŌGIRI☆倶楽部 見習い/ BtoB企業 製品担当課長

  ・2021年12月09日

  クールですね
  
  〈追記〉
  本来米国では連邦自動車安全基準（FMVSS）に適合してないと公道を走行できないが、OTAによるソフトウェアアップデートは考慮されてない。
  だからOTAでの機能追加な改変はやりたい放題なのよね。
  
  米運輸省道路交通安全局は警告を出すことしかできない。
• 有馬 シェリー

  ロータリー･マッチング 代表

  ・2021年12月09日

  このビデオゲーム機能は、運転手でもダッシュボードのスクリーンで走行中に利用できるとのこと。
  
  ニューヨーク・タイムズは、運転手または同乗者が「ソリティア」など３種のゲームをプレーできると報じていたそうです。