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子ども向けの国産ワクチン開発 コロナ不活化、KMバイオ

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  • 独立系臨床薬理コンサルタント Clinical Pharmacologist

    KMバイオロジクス不活化ワクチンということで中国産ワクチン等と同じモダリティになりますが、国内子供(乳児・幼児含む)向けワクチン市場はmRNAワクチンが先に参入してくると思われますので、「ニッチビジネス」の展開を狙っているんですかね。

    どういうワクチンラインナップを揃えるかで小児科医の資質が問えそうなのが面白いところですが、どのモダリティのワクチンを接種するか、親が選択できるようにしてもらえるとありがたいですね。


注目のコメント

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    専修大学 商学部教授

    KMバイオロジクスはインフルエンザワクチン(不活化ワクチン)や百日咳等数種混合ワクチンを主力事業に持ちます。日本のワクチンメーカーの老舗です。前身は「一般財団法人化学及血清療法研究所(化血研)」の事業部門で、戦中・戦後は公衆衛生に貢献していました、近年、明治HDに事業譲渡された経緯をもちます。

    不活化ワクチンの技術はワクチン製造では古くから知られる方法です。他の企業では、バーラト・バイオテク(インド)、シノファーム(中国)、シノバック(中国)から発売されているワクチンは不活化ワクチンで、KMバイオから発売されれば世界で4社目だと思われます。

    病原体やその一部分又はそれが作りだす毒素成分を処理し、病原性や毒力をなくしてワクチンとして用いるのが不活化ワクチンです。ワクチンの製造には病原性のない病原体を大量に増やす必要があります。インフルエンザワクチンの場合、ふ化鶏卵にウイルスを接種し、鶏卵で作り出されるウイルスに抗原性のある一部分を取り出し精製してワクチンとしています。

    実績のあるタイプのワクチンですので、開発当初はmRNAワクチンなど新世代とされるワクチンと比べ、安全性への予想をつけやすいと言われていました。一方、生み出される免疫力が弱いことが指摘され、何回かの追加接種が必要になる場合が多いといわれています。

    新型コロナウイルスでも有効率が低い点はネックになるかもしれません。外国でのワクチンの承認事例、国際基準に従えば、大規模(両群2~3万例)な臨床試験を行って臨床的な有効性が確認できなければ承認されることはありませんが、日本では確認症例数を引き下げたり、臨床での有効性を確認しないままで承認する可能性が繰り返し報道されています。日本がこのような方法をとるのであれば外国で承認されることは難しいでしょう。それでも日本ですでに使われているワクチンとの臨床検査値(中和抗体価)が劣らないことが求められるでしょうから、ハードルは低くないと思います。

    子どもへの臨床試験については、国際基準に従えば、大人での安全性がある程度は確認されないと認められることはないため、あくまでも「大人が先」です。クリアしないといけないことが多いため、実現はそれが終わってからになります。


  • 国立療養所菊池恵楓園 土地守←給料の番人

    地元熊本を中心として、KMバイオロジクスは、インフルエンザワクチンでは有力なプロバイダです。もろもろは高橋さんが書かれた通りですが、インフルエンザワクチンでは小児用を九州規模でガッツリ(生産してるのがだいたい国内勢がKMバイオロジクス含めて4社だったはず)使われています。そのため、小児用や期待が高まってるのだと思料します。
    体重が46kgで8歳の子供と公称40kgの妻で、薬剤の力価か体重ベースだとしたらどっちがどっちやねん?という我が家の特殊性はありますがいろいろ期待します。


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