オミクロン株、再感染リスク3倍 自然免疫回避を示唆=南ア研究
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既感染者が7割と報告されていた南アフリカの地域で感染が急拡大したので、こういった結論が示唆されても不思議ではありません。
一方で、抗体製剤がオミクロンにも有効と示唆する報告も上がってきており、どの程度免疫を回避するのかはまだいまいち結論がついていません。
ここ数日の報道を追っていると、パンデミック初期と同様のことが起こっていると感じます。未査読の論文の一部が1秒を争って記事にされ、面白いようにその視聴数が伸び、各報道機関が喜んでまた不確実な情報を提供する。
「不確かさ」は不安を生み、人は不安を埋めるために情報を探しますが、今の私たちに必要とされているのは、不確実な情報で分かったつもりになることではなく、不確かさを受け入れることだと思います。それを私たちはパンデミックを通して学んできたと思います。
まだオミクロンが報告されてから、1週間を超えたぐらいのところであり、残念ながらそんなにすぐに多くのことが分かるわけではありません。ただ、日々前進していることが感じられる、そんな論文にはなったと思います。南アフリカの複数の医療団体で構成するグループは2日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に関して、現在主流のデルタ株やベータ株と比べて再感染リスクが「3倍」とする分析結果を公表しました。
もしこの公表されたデータが確実なのであれば、長期的にオミクロン株と向き合っていく必要があるということですね。