【衝撃】転売ヤーが進化しすぎて、ついていけそうにない
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もともと市場の原理では需要と供給の二つにより価格が決定されていく、とされていく理論からすると、通常の「人間」が転売することができる時間と労力は限られているため、ごくわずかな希少品を除けば、転売ヤーが確保できるモノの量というのは限られ、市場価格に対して影響を及ぼすまで至りませんでした。botが普及してしまったことにより、実質的な構造がメーカー→小売店→転売ヤー→消費者という形になり、しかも転売ヤーにより不当に市場価格が釣り上げられるため、市場の原理が狂ってしまうという、本当に転売ヤーにしかうまみがない状況ですね。小売店側による規制が何よりも重要で、ただアプローチを間違えてしまうと一般消費者にも使いづらさを感じさせてしまうため、すごく難しいテーマだと思いました。
いつの時代も跳梁跋扈する、「モノ不足で稼ぐやつら」...
しかもです。もはや人間の所業ではありません。
高速取引化していたり、ハッカーをホワイトハッカーとして採用する様な状況であったりと、買い占めテックも使い方次第で仏様といった、異次元へと突入しつつあります汗
ここで解決策のヒントがあります。それが「東京マラソン」。
その抽選倍率は10倍超と、プレミアム感から、一時は替え玉受験ならぬ「替え玉出走」が横行していました。
これは、当選してゲットした参加権(自宅に送られてくるゼッケンなど)を高額転売し、走りたい人がそのゼッケンで付けて走ることです(替え玉受験と違い、バレにくい)。
ここで一定の効力を発揮したのが、参加費に10万円を上乗せすることで、抽選を回避して参加権を得られる「チャリティ枠」。5万円のゲーム機なら、15万円出して優先的に買うようなものです。
ちなみに追加で払った10万円はチャリティに使われます。なので、「欲しけりゃ10万出しな」と挑発してくる転売ヤーの懐にお金が入む「やるせなさ」はありません。
しかも、確定申告の際に寄付金控除を得られるとのことです。例えば、ソニーあたりはもう少しハードをプレイヤーの元に届けられる仕組みを作ってほしいとはずっと思っている。PSNでせっかくヘビーユーザーは分かっているのだから、このヘビーユーザーがハードを買えないでは、ソニーにとっては損失でしかない。
つまり、ハードの費用回収だけでは不十分でソニーはPSNやPS Storeを通じてソフトやサービスを買ってもらえないと、ハードウェアの販売分しか売上や利益を得られないことになってしまう。
もちろん、小売からすれば怨嗟の声も出てくるだろうし、誰もがPS Storeやソニーの小売サイトで買えるわけではないだろうが。