【秘話】45歳のサラリーマンが「ハリウッド」で夢を叶えた話
NewsPicks編集部
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クリエイターがただただ没頭して作ったものはこだわりがつまっていて美しいですね。「そこまでしなくてもカネは儲かるのでは?」と経済合理性で考えるファウンダーはいうかもしれないですが、ディティールまで詰めるクリエイターの仕事があってこその文化発展。庵野監督がインタビューで「プロデューサーの仕事は諦めること」とおっしゃっていたことを思い出しました。現場に厳しい目を持った妥協しない素晴らしいスタッフがいるからこその言葉だと思いますし、素晴らしい作品はこういった方の積み重ねで完成するのだなと改めて感服します。
今週の10分読書は、45歳で脱サラし、「スターウォーズ」のCGモデリングを担当した成田昌隆氏についてです。
私は洋画のクレジットで無意識に日本人の名前を探してしまうのですが、あの「スターウォーズ」を支えていた日本人がいたことを初めて知りました。
仕事を始めてからも常に「自分は何者か」を問い続けることで、成田氏はミレニアム・ファルコンに出会ったと思います。私も自分の不満足な状態を理解することで、理想や夢に気づくことができるかもしれないと読んでいて感じました。自分の好きなことに没頭することが、スキルアップにつながり、チャンスを切り拓く。それがよくわかるストーリーです。並大抵のことではなかったでしょう。努力と忍耐の賜物。それを続けられるのは、好きなことだから。やはり夢を追い続けることが大切ですね。