【速報】2020年国勢調査確定報より、男女の生涯未婚率は何%になったのか?(荒川和久) - 個人
コメント
選択しているユーザー
2020年国勢調査確定報から男女の生涯未婚率を算出しました。今朝のテレ朝「モーニングショー」でも紹介されました。推計通りなので、このままいけば2040年には男30%、女20%になるでしょう(ちなみに、東京の女性はすでに20%超えています)。
若者の草食化などという価値観の問題に帰結せずに、若者が結婚にさえ踏み切れない問題は何なのか?を大人たちは真剣に考える時だと思います。
追記
日経が生涯未婚率の算出を年齢不詳や配偶関係不詳を含む不詳補完値で計算して間違った数字を出しています、訂正した方がよいと思います。
https://comemo.nikkei.com/n/n557204635c6a
注目のコメント
生涯未婚率云々はよくわかりませんが、現状、いわゆる単独世帯(とひとり親と未婚子のみ世帯)は貧困率が突出しているんですよね。
下記のリンクで知ったのですが、勤労世代、高齢世代の男女全てにおいて、単独世帯とひとり親と未婚子の世帯だけが、ダントツに相対的貧困率が高いという。
私としてはそちらの方が気になります。
【阿部彩(2021)「貧困の長期的動向:相対的貧困率からみえてくるもの」科学研究 助成金事業(科学研究費補助金)(基盤研究(B))「「貧困学」のフロンティアを構築する研究」報告書】
https://s6aa5bf8934431ba5.jimcontent.com/download/version/1634608578/module/11026733579/name/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%81%AE%E9%95%B7%E6%9C%9F%E7%9A%84%E5%8B%95%E5%90%91%EF%BC%882021-9-6%EF%BC%89.pdf経済的基盤をもって生活を保証する共生関係ができなければ結婚が意味をなさないし、結婚しても子供をもうけることも出来ない。
女性が家を守り、男性が銭を稼ぐという時代であれば、女性から積極的に結婚をするモチベーションがあった。
自由恋愛の時代はある意味結婚を必然にしない。低所得者は低所得者と生活を共にしても暮らしは楽にならず、高所得者にとっても一人暮らしが容易な環境があれば、なお必然としない。
男女機会均等によって、男性が養うというバランスは未だあれど弱くなり、経済的には男女が互いに競争関係にもなる。
自由の境界にある不自由が未婚率に顕在化されている。
あるいは自由の結果、不自由を選択する必要がなくなったと言うべきか。
明るい未来を描けなければわざわざ束縛し合う必要がない。