“力触覚”技術「リアルハプティクス」とは?手作業の遠隔化・自動化のカギを握るか
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僕、この会社と関わりが深い研究室(野崎貴裕研)に所属しています。
従来のロボットが「位置」のみに着目して制御を行っていたのに対して、リアルハプティクスは「位置」も「力」も考慮した制御系を用いているので、ロボットが対象物からの反力を力触覚として感じる事が出来ます。
本技術と従来技術の差が明確な具体例を挙げます。それは果物の把持です。従来の位置制御だと、一つ一つ果物の大きさが違うので、果物を掴めなかったり、果物を潰してしまったりします。しかし、リアルハプティクスを用いると、多少のサイズのバラツキに影響される事なく、果物を触った感覚を得ながら、果物をやさしく掴む事が出来ます。
本技術は既に様々な分野に応用されています。革新的で社会へのインパクトが大きい技術です。日本の労働者不足を救う上で、非常に重要な技術です。