千代田化工、日揮も頼る数学者CEO。地味なプラントDXが熱い
NewsPicks編集部
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パランティア・テクノロジーズは、日本では2019年にSOMPOホールディングスとJVを設立しています。やはり、エアバスの前例が一つの大きなきっかけとなったようです。損害保険事業や介護事業で蓄積したデータを、パランティアの技術でマネタイズする狙いです。
暗黙知などドメイン知識(業界の専門知識)や、長年積み上げられた現場のデータがなければ、スタートアップの高度なテクノロジーも宝の持ち腐れになりかねません。
ドメイン知識とハイテクの融合は口で言うほど簡単ではありませんが、パランティアとエアバスにしろ、アレントと千代田化工にしろ、当初は仕事を発注する側と受注する外部業者だった関係が、結果的にJV設立に至ったことは興味深いところです。<従来ソフトは1本の配管設計に4時間かかっていましたが、プラントストリームなら、1000本をたったの1分で設計します。>これはすごい。制約付き最適化でこれだけの差がでるのですね。その制約は暗黙知で。それを見つけプロブラムに組み込むのは大変そうです。専門性が高い。