海洋に現れた生態系「プラスチック圏」の謎に迫る | 微生物がプラごみを食べてくれるの?
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注目のコメント
結構前から知られてた話。
その筋の雑誌なんかで、「ポリエチレンを食べる微生物がいる」なんて記事はちょいちょい目にすることがありました。
なんですけど。
「細胞膜」ってのがどんなもんかということを考えれば。
そんな微生物が増えていって「捨てたプラスチックがどんどん分解されてなくなっちゃう」なんてことにならんのは明らか。
プラスチックの分子は「あまりにでかい」ので、そのままでは細胞膜を通り抜けることができませんよね。やはり、「ある程度紫外線で分解され、ちっこくなっている」ことが条件、だと思います。
長期間、直射日光にさらされなければそんなことは起こりませんので、やはり限りはあるんではと思います。
一方で、ひところヨーロッパで、「時間がたつと分子を切り始める」成分を入れておく、っていうやり方がはやりかけたことがありました(すったもんだの上、「分解性プラ」としては認められない、ということに落ち着いたのですが)。
プラスチックの設計として、こういうところをうまく設計しておく、なんてやり方は「もしかしたらあり」かもしれません。