住友鉱山、EV電池レアメタル再利用
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電池のリユースさらにリサイクルは重要なテーマです。今後、バッテリー車が普及することで、受け皿を用意するのは必須です。リサイクル技術は省資源国、日本のお家芸ですね。世界に向けて技術を売ることができれば、次世代の有力商品に育てられる可能性も膨らみます。
湿式なんでしょうね。乾式の前処理はするにしても。
元々住山は銅精錬をする際にニッケルも手掛けていたようなものなのでお手の物。コバルトにも対応出来るようにしたのでしょうが、リチウムまでリサイクル出来るのは素晴らしい。
ユミコアとJX金属がこの分野では抜きん出ている印象が有りましたが、これでまた面白くなりました。肝は静脈の回収フローをどう確立するかですね。商社あたりが絡めば、一気にビジネスになるかもしれません。
高くてもリサイクル材を使うであろう欧州は有望で、NorthvoltもBASFの技術を使って新品を量産するよりも先にリサイクル工程を確立したようなことを発表してますが、恐らく收率は大したことは無いでしょう。バッテリーリサイクル領域、注目している。
レアメタルは、資源自体も例えばコバルトであればコンゴなどに偏在している。また資源採掘後の精錬プロセスも環境負荷が大きく、それが中国などへの依存度が高い背景の一つ。
記事を読む限り、薬品ではなく熱分離主体のプロセス?レアメタルについては詳しくないのだが、分離のプロセスというのは繊細。例えば、鉄鋼についてはスクラップ鉄の方が当然鉄の純度は高いが、過去に作られた過程で色々なものが混ぜられている。それゆえ、添加物という観点では混ざりが少ない鉄鉱石から製造していく高炉鉄鋼のほうが、ハイテンなど高級鋼では主体となっている(鉄はわずかな添加物の組成の違いで特性が大きく変わる)。その観点で、リサイクルしたものの純度・特性がどうなのかが気になる。