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中露空軍の共同飛行は「示威行動」と岸防衛相

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    中ロ軍用機による飛行が日本に対する示威行動であることは間違い無いでしょう。日本が米国や他の米国の同盟国と軍事行動を一体化させることに対する牽制であるとも言えます。中国にとって、米国と同盟国が軍事的に一体化するのは脅威なのです。日本の領土は地理的にも中国を太平洋側から囲い込むように位置していますから、米国が日本の領土を自由に使えることにも警戒しているでしょう。
    一方で中国は、王毅外相が林外相に訪中を要請するなど、対話の姿勢も見せています。強制と協調という反対の手段を同時に用いて影響力を行使するのは、中国の伝統的なやり方です。日本は、これら中国が日本に発する政治的メッセージに対して明確に政治的メッセージを送り返す必要があります。
    また、今回、中ロ軍機が中ロ双方の上空を飛行したのは、中ロ間の信頼情勢のためとも考えられます。中ロ両国は同盟関係になれるほど相互に信頼しているわけではありません。むしろ不信感を持っているでしょう。その両国が軍事的に協力し、合同作戦が実施できるようにするためには、一定の信頼関係が必要だということです。裏を返せば、中ロ両国は、本気である程度の合同作戦を考えているのだとも言えます。


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