中国、リトアニアとの外交関係を格下げ 「台湾代表処」に抗議
コメント
注目のコメント
そもそもなぜ中国とリトアニアが対立しているのか、なのですか、
中国は旧東ヨーロッパ+バルト3国(17ヵ国)と経済を中心とする提携関係を強化しようとしてきました。17+1フォーラムといっていました。
2012年くらいからのことで、一帯一路の一部といえるものでした。
しかし、一帯一路はすでに手仕舞いに入っていて、対外投資は縮小しています。とても東ヨーロッパにまで手が回りません。
一部の国、特にチェコなどのロシアを警戒する国は、中国との関係から手を引いています。
リトアニアは、2021年5月、17+1フォーラムから離脱しました。
中国がリトアニアを敵視するに至ったのは、その経緯の上でです。
そして、中国とEU+米国の関係が悪化する現在、どちらを選ぶかといわれれば、リトアニアはEU+米国の側を選んだ、ということです。これまで中国は自らの経済力や政治的影響力を使って台湾との関係を断つよう要請し、それに成功してきたが、中国に反発して台湾との関係を強化するケースは稀だった。少し風向きが変わってきたのかもしれない。