東芝分割計画に株主反発=非上場化「検討不十分」―総会へ対立激化も
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PERの低い事業と高い事業が混ざっている場合、全体のPERは加重平均されるから、PERの高い事業の評価は不利に(低く)なっているという理屈がある。
しかし、これは、その反面、低い事業が有利になっていることを忘れている、いいとこ取りの理屈だ。
昔、似たような提案をしてきた投資銀行があったが一蹴した。
単に分割しただけで価値が上がるはずもなく、事業構造の実質に対して何をするかが大事だ。
実務上では、全体で背負っていた固定費負担が直課されるのでより小さい事業ほど重くなるので、小さい事業は持たないというのが、センスだろう。
だから、分割して何をするかの具体策が提案されない限り、分割に賛成すべきでない。
ふわっとした理屈で決定すべきではない。東芝はなんで今日のように衰退してしまったのか、それを作り出す原発をいまどうなっているのか、非常によくわからないです。
当時、東芝は巨額の資金を出して原発事業を拡大したが、なぜそうしたのか、今もあまり検証を見ません。
ほんとうにいろんな資料を読んで、分析してみたいです。