金融DXで4万人分効率化 三菱UFJは1万人、配置転換も
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アナログ→デジタルというデジタイゼーションによる人員削減。メガバンク各社の中経でも一定の削減を見込んでいることは記載されています。
大切なのはその後のデジタライゼーションの絵を描けるか。チャレンジャーバンクも多数出現する中で、既存銀行がどのような絵を描き、形にしていくのか楽しみです。
一方でデジタル化が進む中でも投資銀行領域やプライベートバンキング等は人が介在する価値は大いに残りそう。また、新たに出現したプレイヤー達は規制対応、リスク部門の強化も進めていたりします。
デジタルに限らないリスキリングで新たなキャリアを築くのか、これまでの経験を活かせるフィールドに活躍の場を移すのか。自身のキャリア形成をしっかり考えないといけないのだと思います。
注目のコメント
記事を読むと、その多くが銀行内の業務効率化や人員削減を目的としており、「DX」というより「IT化」というように思いました。
なんでもDXと表現するのもなぁと思いますが、便利な言葉なんでしょうね。3万人と聞くと多いようですが、3年以内に1割削減ということなので、1年あたり3%、ほぼ自然減か採用抑制で対応できそうな人数ですね。
DXなのかIT化なのか議論が分かれるようですが、その程度の人員の配置転換のスピードで乗り切れるのでしょうか。
ネット取引やキャッシュレス決済に加速度的にシフトして、3年以内に収益構造を抜本的に変化させるぐらいの対応が求められそうです。「デジタル人材」という言葉がなにを意味するのかがよくわからないが、ひとことで言えば、これまで支店で勤務していた従業員をAppleのカスタマーサポート部門のスタッフ化するのが「デジタル人材の育成」の中味だと考えれば良いのではないか？金融機関のビジネスモデルの「Apple化」は、個人向け金融サービスのデジタル化に伴い不可逆的に進行するトレンドになりそうです。
