ごみを拾って仮想通貨ゲット、商品と交換 ゲーム感覚のイスラエル新アプリ
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ペットボトルやアルミ缶など、多くのごみは分別され綺麗な状態であれば資源になりますので引き渡せる場所があれば金銭を得ることが可能です。だからこそ世界中にごみ拾いで生計をたてるウェイスト・ピッカーがいるわけです。ただしウェイスト・ピッカーはお金になるごみ(金属やペットボトル、綺麗なプラなど)しか拾いません。
一方で、雑多なごみを分別しない状態でごみ袋に入れる本事例は、分別・洗浄・リサイクルにコストがかかりますので、収集者に報酬を与えられるほど採算が良いとは思いません。協賛企業が不足分のお金を出しているのでしょう。
ごみ拾いに遊び心をという類似事例であれば、「プロギング(ジョギング×ごみ拾い)」などが挙げられます。いずれにせよ、ごみ拾いは普通にやろうとすると労力と時間がかかりますので、まずはごみを発生させない・捨てないことを大前提としつつ、回収するのであれば本事例のような「仕組みづくり」が大切です。
【その他類似事例】
・ノルウェーEmpower デジタルトークンをアプリで付与し、地元の人に沿岸のプラを拾ってもらう
https://ideasforgood.jp/2020/03/16/empower/
・インドネシア Go-JekのTrash For Cashキャンペーン
ペットボトルを持ち込めば電子マネーへ
https://ideasforgood.jp/2018/05/27/trash-for-cash/知人が『My GOMI』というアプリを勧めてくれたことを思い出しました。
これは、ゴミ箱が見つからなくてゴミを拾えない時など、見つけたら報告するだけでOKというアプリです(もちろん拾うのもOK)。
報告数からゴミの出やすい原因を分析したりしながら対策を考える他、ゲーム感覚のゴミ拾いイベントもあるようです。
【My GOMIアプリについて】
https://note.com/gabinc/n/nef1f70eadae0さすがイスラエルですね。
ごみを拾って仮想通貨クリーン・コインをゲットし商品などに交換できるアプリを開発したという記事です。
まず、社会貢献の一環としてゴミ拾いを個人が継続的に行うことは難しい現状があると感じています。
本来は素晴らしい行為ですが、有限の時間の中で優先度が低くなることと、特に日本ではきれいな街(地域)が多いため、貢献度合いが見えにくいこともあります。
なので、集団で行われるのでしょう。
(動機づけとして皆がやっているからやろうよ的な)
そういった意味でも、アプリを活用し作業を見える化することで、貢献度や改善度が見えるため継続しやすい仕組みではあると思います。
また、そもそもゴミを捨てられない改善施策も打ちやすくなりそうです。
ゴミ拾いを通して心をクリーンに保ちたいですね。
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https://note.com/gayatec/m/m4b74eb72a919
ローカルビジネスの研究所 ~がやてっく開発室~