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化学農薬半減「50年では遅い」、料理評論家の服部幸應さんが鳴らす警鐘

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  • 株式会社農天気 代表取締役農夫

    そもそも化学農薬は厳しい安全性の基準をクリアして認可されているもので、無農薬あるいは生物由来農薬の方が人体への悪影響が少ないという根拠はどこにもありません。
    服部さんがおっしゃっているのは「ヨーロッパはもっと厳しい」ということだけです。
    ご本人も触れていますが温暖湿潤な日本とヨーロッパでは気候や生態系が違いすぎる。

    この手の話が出たときにいつも言っているのは
    「日本は統計上、世界一乳幼児死亡率が低く、平均寿命の長さも最高ということはつまり日本は人類史上かつてない健康な食が実現できていると判断すべきじゃないか?」ということです。
    日本の有機農業比率は全体の0.2%に過ぎません。
    我々の安全な食環境は農薬と化学肥料を適正に使う農業によって守られています。

    みどりの食糧システム戦略については
    農林水産省の担当者に正式にインタビューしましたが
    もちろん彼らも安全安心の観点から有機農業推進、と言っているわけではなく
    脱炭素の観点から輸入資材に頼る農業からの脱却というのが本丸のようです。

    ちなみに私自身は有機農業をJAS有機基準で実践していました。
    今は化学肥料も農薬も使いますが、水田についてはスタッフの意向で無農薬、肥料も自家製のものしか使っていません。
    その意義自体は安全安心とは別の観点であると思っています。


注目のコメント

  • わたなべ農園 代表

    この手の話題が出るといつも思うのは、有機栽培、農薬不使用栽培の農産物の見た目と売価のアンバランスさを、民間が許容できるのかの問題。

    あと、ヨーロッパのスーパーマーケットの農産物売り場を、潔癖な日本人が許容できるのか、個人的には超疑問。

    過剰なまでの安全安心を世界が求めているというのは、あくまで理想論の中の話にすぎない。
    消費者側から本音を言うなら『安くて安全で見た目もきれいな食べ物がほしい』ということなのだろうが、そういう農産物の安定供給は、植物工場でしか実現できない。施設園芸で、現状のシステムをフル活用しても、病害虫が防ぎきれないのが現実だ。むしろ、施設園芸ほど、農薬は必要不可欠な存在になる。

    人命の根幹を支える食の問題について、過剰なまでの世界標準を求めると、国の安全保障問題にも関係してくる。

    海外流通に乗せる場合は世界基準が必要だが、国内流通の場合は国内の食の安定供給の方が重要だ。

    世界基準を国内標準にするために、国民全員でファスティングするならまた話は異なってくるけれど。

    あと、農産物の基準は確かにヨーロッパの方が厳しいけども、食生活を見るに、塩分と糖質を規制した方が余程健康的だと言わざるを得ない。
    『炭水化物の上に何かしょっぱいのが乗ってる』料理が標準なので。

    そもそも、敢行栽培基準内でフルに農薬使ってる農家なんて存在しないので、『半減を目指す』というのも、実態とは剥離してる感がある。

    どの国にも言えることだけど、基本は国内の食基盤を安定させた上の輸出なので、輸出モノが有機になっているからといって、国内向けまでそうだとは限らない。
    輸出の面で、大農地が少ない日本が不利なのは言うまでもない。
    大農地で輸出向けの有機栽培がマトモに出来るのかという点こそ検討されるべきだが、輸出向けで果樹と穀類以外に、纏まった量を出せる農業者が日本にそんなにいるだろうか?
    基本は内需向けの生産だし、生産管理の有機JASは農場単位の認証だったはず。
    輸出向けに生産している農業者に向けて、輸出が有機メインになったから有機でやれって言っても、切り替えたら売価や生産コストが負担になって内需要因で立ちゆかなくなりそうなのは、想像に難くない。
    G-GAPすら、農薬の使用について、そこまでとやかく言ってない。それ以上の対応は過剰だろう。


  • エシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役

    輸入野菜果物を扱ってる手前、常に世界の農業後進地域の動向にも注目していますが、たった5年で全くの未開地の景色が変わりつつあります。中国ですら今や有機大国と言えるくらい有機推進が進み、アフリカにもバンバン食品加工工場が立ち、それらは完全に欧州有機対応している。タンザニアなどにも有機農家が増えていて、毎年輸出成長率は100%を越えてる。全く農業が進んでなかったレバノン。あの国自体がズタボロに腐敗しきった国ですら、民間主導で有機農産物の栽培と輸出拡大を進めている。はっきり言ってこうした動きを見ていると、この国が人口減少の打開案で"輸出拡大を目指す"と高々に声を上げているのが滑稽に映ります。いや、まず動こうよ、と。

    この国の気候要因も理解はするし、慣行農業否定派というわけでは全くない。さぞかし有機化は大変でしょう。ただいつまでも「日本は他の海外と違って湿度が〜」と仰る農家の方々を見ていると、それはつまり気候がより適した海外に有機や農業では太刀打ちできないと自ら手を上げておられることと同じことで、減り続ける口の数と共に"沈没"する未来を描くつもりなのかなと感じてしまう。Techを利用するなり打開していかないと、世界では戦えなく未来が待っていると思います。国内の安売り競争に身を投じる覚悟が出来ているなら話は別ですが。


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