[10日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニーのチャペック最高経営責任者(CEO)は10日、同社がメタバース(巨大な仮想現実空間)への参入を準備していると明らかにした。

ただ、具体的な内容には触れなかった。

第4・四半期決算発表に合わせて行った電話会議で、チャペック氏は、新たなデジタルフロンティアに参入することは技術革新に取り組んできたディズニーの長い歴史と一致していると指摘。

その上で「われわれのこれまでの取り組みは、物理的な世界とデジタル世界をより密接に結び付け、独自のディズニー・メタバースにおける境界のない物語が可能になるまでの序章にすぎない」と述べた。

また、CNBCとのインタビューで、動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の延長線上に「3次元のキャンバス」があると想定していると語った。