[ワシントン 10日 ロイター] - 米司法省は10日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズが「待ち時間」に課金する方針を打ち出したことは乗降に時間を要する障害者を差別しているとして、サンフランシスコ連邦地裁に提訴した。

訴状によると司法省は、ウーバーが2016年4月、乗客に待ち時間の料金を請求する方針を打ち出したことを問題視。視覚障害者や車椅子の利用者などが乗車する際には2分以上の時間が必要なため、こうした方針は障害者を差別するものだと主張している。この方針は数カ所の都市で導入され、最終的に全国に拡大されている。