300万人以上が人道支援必要 国連高官、ミャンマー情勢
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内戦は各地で続いていますが、今、特に激戦地になっているのは、インドと国境を接する北西部のチン州です。
国軍側の戦術は、町や村に突然やってきては掠奪してから家々に火をつけて回る、という、戦術ともいえないようなことを続けています。
チン州の町で放火活動を行う国軍兵士たち。10月29日
https://twitter.com/KaungHtetThu48/status/1455011735505670149
結果的にインドへも数千人が逃れています。
しかし、多いのはミャンマー国内で山奥などへ逃れた国内避難民です。
紛争の被災者への支援で難しいのは、アクセスです。金が集まれば十分ということはなく、インドにいる難民を支援するのにも、インド政府の許可を得なければなりません。インド政府は難民にできるだけ早く出て行ってほしいので、支援の許可を出したがりません。
ミャンマー国内にいる避難民への支援は、もっと難しいです。国連人道問題調整室のグリフィス室長(事務次長)は8日、国軍のクーデターによる混乱が続くミャンマー情勢を巡り、人道支援が必要な人々は300万人以上に達し「人道状況は悪化の一途をたどっている」と警告する声明を発表したとのことです。
つい昨日に軍政権が小選挙区制?により、民主主義の名を借りた事実上の制度変更/政権掌握を合理的なものにしたこともあり、人道支援は益々遠のいていると認識してます