この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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株式会社エス・エム・エス(英語: SMS Co., Ltd.)は、高齢社会における最適な情報インフラストラクチャーの創造を理念とし、2003年に諸藤周平によって創業された企業。 ウィキペディア
時価総額
2,542 億円
業績



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明日はさらに、こうしたライフミッションを社会性のあるテーマに変換していった起業たちを紹介していきます。
シャドウ、包容力、一般的な人との差分など今回も深い話。
自分の見たくない「シャドウ」を避けた発言になりがちです。
そうした見えない部分まで、包容力のある人が、一般的な人との差分でピックアップしていく。こうして芯になりそうなものを紡ぎ出し、未来の時間に反転させます。
今日の話はメンタルモデルにも重なると思う。人間を形成するのは様々な経験で、そこから思考・行動につながる。また人間の行動・判断は、無意識的・直感的なものが一般的に9割くらいと言われていたと思う。だからこそ、経験に基づく行動・判断が、良くも悪くも型化されて、ある時にはワークしたものが、別の時にはワークしないといったこともある。
それは記事のらしさや囚われという言葉にもつながるし、メンタルモデルを理解することで、「過去を反転させ、未来に当てる」にもつながると思う。ぜひメンタルモデルに興味がある方は、下記のINITIAL記事をご覧いただきたい。
https://initial.inc/articles/6Lq0mzXn2oPqBnlF8SnY7g
そのなかで、自我については、変わることも変わらないことも、それ自体が自我のように感じている。でもそこには連続性があり、人生を重ねながら経験を積み、それが深まったり広がったりする。
その変化を意識的に自分で咀嚼していくことが、自分自身にとってはとても重要なプロセス。
出演希望者や、出演者の「なりたい自分像」と現実の自分とのギャップで空回りしまくっている皆さんの話を何百人と毎日聞いているうちに
当時まだ20代半ばだった自分の空回り感が補正されて行ったことを思い出しました。
「本当の自分」を探そうともがく「自分探し系」は若気の至りとして
特に社会生活においては疎まれがちです。
本質を求めて悶々とするよりも
人に役にたてるスキルを磨くほうが即戦力にもなるし、
むしろ薄っぺらい「なりたい自分像」を書き換えて「必要とされ尊重される自分」を獲得しやすいからです。
しかし、起業においてはその「本当にやりたいこと」の掘り下げこそが大事
というのは、確かにと思う点もあります。
人生は意外長いスパンで物事を考えられるし、世の中の状況変化も以前より加速していると感じられる中で
その都度世のニーズに合わせて右往左往するよりも
ブレないモチベーションを保てるほうが勝率も上がるとも考えられます。
これからまた「自分探し系」は大人のミッションとして見直されブームとなるのかもしれません。