スペイン、10月のインフレ率が29年ぶり高水準 景気回復に影響も
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スペインは電力価格が振れやすく、物価上昇が急ピッチとなっています。一時的であるから我慢せい、そもそもの電力価格は安い、は物価上昇と金融政策の兼ね合いからすれば、ミスリードな議論です。
ECB高官らは立場上インフレ加速を一時的と言わざるを得ません。そろそろECB理事会の結果が出ますが、問題がないならそもそもエネルギー危機発の物価上昇がこのようにフォーカスされ、かつ政治の俎上には載らないはずです。スペインだけではなく、ヨーロッパ諸国では、全般的にインフレ圧力が高まっている。ドイツでは、10月の消費者物価上昇率が年率換算で4.5%に達した。この1ヶ月のインフレ率も0.5%に達している。
欧州連合(EU)統計局 (ユーロスタット)が1日発表した9月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇
市場予想を上回り、13年ぶりの高水準となっている。
しかもこちらも、食料品やエネルギーなど変動の激しい項目を除くコア指数は1.9%上昇と、2008年以来の高い伸びとなった。
こちらの記事のみをみると、「スペインだけ感」が出ているが
実はスペインのみならず、
ヨーロッパ全体で同じような傾向なのです。
コロナ後のさらに経済が動き出した世界でどれだけインフレが行進するのか
または、違うシナリオになるのか
注目ですね。