【秘話】BTSは、なぜアメリカで成功できたのか?
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「ボランティアなのにすごい!」は全然わかってなくて、ボランティアで当たり前なんですよ。自分が稼ぐくらいなら彼らに稼いで欲しくてやってんですよ。市場経済じゃなくて贈与なんです。家族にサービス振る舞うときにお金取ります?それと似たようなもんですよ。だって愛なんですから。どうもARMYです…
今やハーバードのケーススタディにもなっていますね、BTS。
(約30ドル出せば全ケース読めます)
この成功要因は主にマーケティング主導ですが、前提として彼らのコンテンツが良質である必要がありますね。
韓国は元々国内マーケットが小さいこともあり、以前から海外を見据えたグローバル志向の歌やダンスのクオリティを作ろうと努力してました。
日本の「アーティスト」が悲しく見えるほどダンスのクオリティはどのグループも高く、歌も洋楽志向で世界で聴かれるものを目指してました。
彼らは勉強熱心でもあり、英語や日本語堪能ばかり。
それがBTSのこの記事にあるようなマーケティングで開花した感じですね。
なので、BTSだけでなく次も間違いなく出てきます。
今の最有力はSHINeeか。
実力、人気も申し分なく、メンバーの自殺を乗り越えてきたストーリー性もあり、何よりもKeyやテミンなど個がしっかり立っています。
中心メンバーのテミンが現在兵役中なのがタイミング的には痛いですが。
日本でマーケティング主導で真似しようとしても、中身の質が全く違うのでアメリカでは通用しません。
英語を人前で話そうとするアーティストですら数えるほど。
努力の量が違います。
なので、面白いケースなんだけど、日本では簡単に適用できないケース、という前提付きで読む必要がありますね。
今や世界的スターとなったBTS。彼らを語る上で欠かせないのが、ファンである「ARMY」の存在です。ただ、アメリカのARMYを束ねる彼女たちに出会うまでは、ファンのすごさについてピンときていませんでした。
アジア人がメインストリームで活躍するのがまだまだ難しいアメリカ市場において、なぜBTSはここまで食い込むことができたのか。彼女たちの戦略的な「どぶ板営業」なしに、BTSの成功は語れないと感じています。
ファンとしての熱い愛があるだけではなく、冷静な戦略を持ち合わせた彼女たちの戦い方は、どんな仕事をしている人にとっても参考になると信じています。BTSよく知らない!という方も、ぜひ読んでみて頂けたら嬉しいです。
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