ハゲタカ誌対応、私立大3割に満たず 国立大は8割 文科省調査
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査読誌でも論文のうち1割しか読まれていないらしいし、研究者の評価制度はすでに破綻してるよね。究極的にはほとんどの分野が研究されていて、枝葉の論文ばかりなのかもね。
注目のコメント
「ハゲタカ誌」、英語だとpredatory journal、直訳すると、捕食性の雑誌、あるいは、略奪することを目的とした雑誌、人を食い物にする雑誌、となるでしょう。
つまり、学術の発展のためなどではなく、研究者から金を取ることだけが目的の学術雑誌、ということです。
いろいろな職業で、迷惑メールに分類されるような営業メールが大量に送られてきます。研究者のメールアドレスに送られてくることが多い迷惑メールの1つが、ハゲタカ誌の勧誘メールです。「あなたが金さえ出せば、確実に雑誌に論文が掲載されて、研究上の業績になります」といった誘い文句です。
そもそも、そのような誘いに研究者が乗るのは、研究上の業績が昇進や年俸の査定基準に入っている場合です。世界では、そういう査定基準の大学が多くなりましたが、日本ではそもそも査定基準に大きく反映されている大学は少ないです。
したがって、論文をどれだけ書こうが昇進や給与には影響がないので、ハゲタカ誌の誘いに乗る動機がありません。
世界大学ランキングで上位に入りたければ、できるだけ質の高い雑誌にできるだけ多くの論文が掲載されている研究者を抱えていることが順位を上げるうえで必須です。
ただ、世界大学ランキングで200位以上に入るのは、東大と京大くらいです。そこを目指すのでなければ、別に論文の質量を上げるように促す必要もありません。
したがって、日本に800くらいある大学の大部分では、ハゲタカ誌に論文を乗せるスタッフがいようといまいとどうでもいいことになります。よく見れば(見なくても)解りますけどねぇ
エイゴ変だったり、メイルのフォントに色ついてたり、サイトのドメインが不思議だったり、電話番号の国が珍しかったり、だいたいジャーナル名がjournal of engineering researchみたいなメチャクチャだったり
自然に解るようになると思いますねぇ、普段から良質な論文が出てるジャーナルを注意してれば
あ、評価する方も解らないから、知ってて投稿してるのかも?