田端信太郎さん【後編】 「受け手を強権的に動かそうとしない『ポスト広告枠時代』で生き残るには?」
コメント
注目のコメント
前編(下記リンク)に続き面白い。炎上マーケに関する下記説明は、言い得て妙。あと、ひふみ投信の口座開設率のKSFは、セミナーの説明ではなくその後の出口で挨拶するかというのは興味深い。情報が多く、また拡散しやすい時代だからこそ、逆に誠心誠意一つ一つのことをしっかり積み上げていくことが重要なんだと痛感。
『田端 あと、最初から炎上を狙ってくる人もいるけれど、そうして人を動かそうとするのはダサいです。しかも、炎上マーケティングの火加減って本当に難しくて、だいたい焦げつくか生煮えか、なんですよ。
藤野 炎上マーケティングって極めてアンコントローラブルですよね。
田端 原子炉でサンマを焼くような難しさなんです。リスクとリターンがまったく合いません。』
https://newspicks.com/#!/news/627823/流行りの行動ターゲティング広告は広告枠の効率利用を狙っていますがこの座談からはかなり手前勝手な広告だと
感じますね。広告を興味深くみる消費者はもはや少数。そこにいくら細かくターゲティングしても響きどは限界がある。やはり、商品やサービスそのものの物語性と広告枠をラッピングする
コンテンツの物語性が人の心を動かす。それに広告自体のクリエーティビティがそろって感動を呼びバズを引き起こすねかな。三種の神器かな。スタンプはそれを先取りしている。ただ、
それがグローバルな共通性があるかは
これからだろうな。YouTube動画と
LINEスタンプの両極端の表現広告が
どう成長していくのか楽しみですね。
ただ、土足でふみこみリーチをとりにいくマス広告も効率性は失われてはいない。ストーカーネット広告より、いらっとしないから。メディアブランドのオブラートが効いている。こんなトライアスロンみたいな広告時代に生きる若いアドウーマン、アドマンは楽しいよね。良い対談。「NikeのFuel Band」「握手だと10万人」のくだりが良かった。そしてサンマの話もパターの話も田端さんの比喩は毎度うまい。本の宣伝なのだろうけれどこれ読むだけでも面白い。本書は広告業界云々限らず日本でtoCビジネスする人には確実に勧めたい。