[香港 25日 ロイター] - 関係筋によると、中国恒大集団の社債保有者の一部は、9月23日が期限だったドル建て社債の利息を受け取った。猶予期間は30日間で、今月23日が期限だった。

関係筋が22日、ロイターに明らかにしたところによると、同社は今月21日に8350万ドルをシティグループの受託者口座に送金していた。

関係筋は25日、この資金が少なくとも一部の海外の社債保有者に送金されたと述べた。

中国恒大の広報担当は、コメントすることはないと述べた。

次の重要局面は、9月29日に実行しなかったドル債利払いの猶予期間が切れる10月29日。それまでに4750万ドルを手当てしなければならない。11月、12月もドル債の利払いが予定されている。

中国ニュースサイト財聯社が25日に関係筋の話として伝えたところによると、国内不動産会社が26日、北京で中国国家発展改革委員会(発改委)と会談する。これらの企業の多くはドル建て債務を抱えている。