ソフトバンクG、ペッパー開発の仏ロボット事業売却へ交渉=関係筋
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昔所属したことのあるプロジェクトで、コレグラフというSDK
https://www.softbank.jp/robot/consumer/support/trouble/data/choregraphe/
を使ってメンバーがロボット喫茶店サービスのモジュールを開発していたことが懐かしいです。
店案内などでも一部脚光を浴びていたものの、加速度的にビジネス展開出来なかったのは、ユーザが期待する面白さや、コミュニケーション力を実装するには、ソフトウェア的に不足していたことがあったからかもな、と。
特にPepperに関して思ったことは、紐で引っ張って操る「握力はないが、5本動かせる指」などを活かしきれなかったんだろうと。一方的に話しかけたりすることで、出来てる感はあるけど、実は子どもが直ぐに飽きてしまうような、リアルワールド認識の弱さがあったと考えています。
やはり、コミュニケーション特化ならば、高度な会話が出来たら良かったんだろうと思います。近年のtransformerを始めとする深層学習の成果で、よどみなく自然にできる対話関連のシステムの実現可能性は大幅に高まってきているので、形を変えてリバイバルしてもらいたいものです。【ロボットの課題は社会実装】
ロボットも扱う研究室に所属していますが,研究レベルではできることはたくさんあっても,そこから実際の現場に実装する点がとても困難です.また,ロボットを使って収益を上げる事業を生み出すのもなおさらです.
ただ,ペッパーほど話題提供やロボットのいる生活の現実味を感じさせてくれるロボットはいなかった気がします.出た時は完成度の低い製品だと思いましたが、あれだけ多くの場所に一時は置かれ(ソフトバンクの営業がすごいだけ?)ポテンシャルニーズはあるようだったから、少しずつアップデートして理想に近づいていってほしかった。人型ロボットは相応の覚悟がないとできないと思うし、ソフトバンクのような巨大テクノロジー企業は流行り物で売り抜けるのではなく腰を据える姿勢を見せて欲しい(この件のみならず)