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矢野康治・財務次官「論文」、誰も指摘しない“あまりにもヤバい”問題の本質

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  • 「岸田ショック」は起きたが、「矢野ショック」は起きなかった。
    確かに「現金給付10万円」なんてどういう乗数効果を予測しているのか?、意味不明な経済政策で、目先の選挙対策になるかならないか?ぐらい。国民もそんなバカではない。政治家とマスコミぐらいだろう、こんなものが政策と思っているのは。
    でも、50年間、財務省は財政再建を言いつづけ、改善するどころか悪化するばかり。これがほんとうに問題なのなら、彼ら官僚が全員総辞職すべきだろう。一企業なら倒産しているわけで。ひどすぎるパフォーマンスだ。
    そのことは一顧だにせず、政治家とそれを選ぶ国民が悪いといわんばかり。

    記事より
    そして第二の問題は、実に皮肉なことであるが、財務次官が「このままでは日本は財政破綻する」と乾坤一擲のメッセージを発したにもかかわらず、長期金利は高騰するどころか、超低金利のまま、ほとんど反応しなかったということである。

     タイタニック号だの、氷山だの、霧だのといった表現で誤魔化すのではなく、論理一貫した説明をする責任が、「財政をあずかり国庫の管理を任された立場」にはあるはずだ。

     なお、矢野次官は日本国債の格付けの引き下げを懸念しているが、実際に、2002年、日本国債の格付けが外国格付け会社によって引き下げられたことがあった。この時、財務省は、外国格付け会社に対して反論する公開質問状を発した。その質問状には、次のように書いてある。

    「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。」

     この質問は、そのまま、矢野次官に対しても向けられるべきであろう。

     要するに、この財務省の質問状が示す通り、自国通貨建て国債を発行する日本政府が、財政破綻に陥ることは考えられないということだ。だからこそ、矢野次官の論文にもかかわらず、金融市場はほとんど反応せず、長期金利は高騰しなかったのである。

     要するに、「我が国の財政は破綻に向かっている」などと発言してはならない立場の者が、我が国の財政が破綻することはあり得ないにもかかわらず、破綻に向かっていると強弁した。矢野次官がやったのは、そういうことである。


注目のコメント

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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    そもそも不完全雇用下では、政府債務がそのまま将来世代の負担になるわけではないことは、マクロ経済学的に常識なんですけどね。


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    iU(情報経営イノベーション専門職大学) 学長

    財務官僚が文藝春秋に発した文章に対し、経産官僚がダイヤモンドで批判。刺激的な構図です。こういう応酬、あってよいと考えます。


  • 矢野事務次官も岸田総理も市場との対話ができないというのが致命的ですね。

    日本がデフォルトするといって日本国債をみずからクラッシュさせようとする財務官僚トップ。安易に金融の世界に増税しようとして日経平均を急転直下の8連コンボを仕掛ける内閣総理大臣。

    二人共本気で日本のためだと思っているんでしょうね。愛国心や善意とかも人一倍持ち合わせているんでしょう。だって、地獄への道は善意で舗装されていると言いますからね。

    責任問題とかそういうことよりトップがこういう発言をした以上、少なくとも所属する財務省から公式見解を発表する必要があると思うんですけどね。本人たちはコソコソ隠れて元財務省の人間や関係機関、政財界の人間が次々と矢野発言を支持する様子に日本の闇を見ている気持ちになる。大和魂を持った物言う犬だっけ?言いっぱなしで逃げるんじゃなくて地上波でもYouTubeでもAbemaでもニコ動でもいいから大和魂見せてキチンと説明しなよ。


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