スタートアップ特有の考え方: アイデア、市場、資金調達
コメント
注目のコメント
世の中は「競争」が必ず発生する。だから「悪く見えるけど、実はよいアイディア」が重要だと思っている。
悪く見えるから、他の人が入ってきにくい。他の人が入ってこない間に、試行錯誤をして知見を貯め、サービスを進化させ、低コストで顧客獲得ができる。
だからこそ、一番脆弱なのは、悪く見える→案外良いのでは、と見方が変わるとき。大手が一気にマネーゲームや顧客チャネルで巻き返しを図るときにどう太刀打ちするか。
また、イノベータ層で深く刺さっていた部分が変えられない拘束条件となり、マジョリティ層に訴求するときにはマイナスとなることもあると思う。そうすると「愛されていると広がらない」といった状況になりうる。
具体例としては、大手でマネーゲームが一気に広がり厳しくなったのがOrigami(対PayPayなど)、愛されているけど広がらないリスクがあるのがSlack(対Teams)。アクセラレータとして、ピッチコンテストの運営を行なっていた際、シード時点で、現実的で誰が見ても達成可能(そう)なビジネスプランに対して、『上手くまとまりすぎなんだよな』という歴戦の審査員のぼやきをよく耳にしました。
最初から夢が大きくないスタートアップは現実に直面した時に更につまらない事業に陥りがちということだと理解しています。
とはいえ、市場規模をとにかく大きくすれば良いというものでもないので、ぜひ市場規模の考え方については下記記事をご参照ください。
https://newspicks.com/news/6271377/?invoker=np_urlshare_uid2717610&utm_medium=urlshare&utm_source=newspicks&utm_campaign=np_urlshare
逆にスモールビジネスでは、資金源が自己資金または銀行からの融資になるため、徹底的にリスクを排除した安全なビジネスが求められます。
Beyond Next Ventures時代に代表の伊藤さんに『スタートアップもスモールビジネスもどちらが良いということはなく、それはあくまで自分の性格がどちらに向いているかという話』と言われたことを思い出します。