日鉄vs宝山・トヨタ、異例の提訴に「中韓スパイ」の影
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【日本(日鉄)⇒韓国(ポスコ)⇒中国(宝山)への技術流出】
素材産業だけではなく、部品や半導体などでも、日本人技術者の流出の噂は絶えなかった。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/34294?page=1&imp=0
https://www.zakzak.co.jp/smp/society/domestic/news/20140313/dms1403131212004-s.htm
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c435aa7e780035304dd3570d5fd5456341eb939?page=1
日本企業をリストラ、もしくはヘッドハンターに引き抜かれた経験豊富な技術屋さんが、破格の条件で雇われて、1〜2年で技術を全部吐き出さされたら即捨てられ、日本に帰った後は「国賊」と罵られ続ける、みたいな噂。
素材系の技術(配合、成分比、プロセスなど)や部品などは、研究や開発には相当な時間と試行錯誤が必要だが、完成品を分解したり分析するのは比較的容易なので、ノウハウを守るのが難しい。
お金と時間をかけて技術開発しても廉価な模倣品(me-too products)がすぐに出て来てしまう。ここ20年くらいのITやネットの発達は、この速度を上げ続けた。YouTubeなんかも、パクリ動画の削除はイタチごっこだし。
日鉄によるトヨタ提訴は一石を投じるんだろうが、下請け中小企業が金型を大手の取引先に奪われた等々の話は良く見かけるし、現実は日曜劇場の「下町ロケット」のように大団円を迎えられる話ばかりではないので、なかなか難しい。
そう言えば、「半沢直樹」でも、お父さん役の笑福亭鶴瓶さんが必死に作り上げた自社の特殊ネジの技術を守れず、銀行からも貸し剥がしに合ったというのが、確か第1章の始まりだった。
努力して開発した技術はいったい誰のものなのか?というのは、立場や企業文化、価値観などによっても違ったりするので、結構難しい。
青色ダイオードの発明者の中村修二さんと日亜化学さんも、話し合いや議論も虚しく、最終的に物別れに終わってしまい、中村さんは米国籍になられたし・・・
#知識デフレ
#コンテンツデフレ
https://newspicks.com/news/1525509