[上海 9日 ロイター] - 経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団は9日、自社の投資商品の早期償還を受けていた幹部6人が資金を返還したと発表した。

中国恒大はこれまで、債券保有者に対する最近の利払い見送りについて公式に説明していない。

発表文によると、8日までに全額返金されたという。同社は既に6人の責任を問い、処罰したとしたが、詳細については明らかにしなかった。

幹部6人は5月1日─9月7日、12の投資商品について、早期償還を受けていた。幹部の氏名や商品の詳細については公表していない。